日本人がタイに移住したがる理由

タイは、日本からの移住先として非常に人気のある国です。書籍を見てもYou Tubeをみても、タイに移住をしている人、移住をしたいという人を見かける機会が増えました。もちろん、タイには日本人にとって馴染みやすい文化があり、居心地がいいと思わせる要素がたくさんあるからに他なりません。では、なぜそこまでタイが人気を集めているのでしょうか。ここでは、日本人にタイが人気の理由についてご紹介します。

日本人が生活しやすい環境

タイは日本人は生活に馴染みやすい国と言われています。特にスクンビットという地域には日本人移住者が非常に多く、日本人学校、日本食レストラン、日本語が通じる病院なども揃っています。つまり、タイ語や英語ができない方であっても、日本語で生活できるほど日本語が浸透しているエリアがあるということ。ご自身が移住する場合はもちろん、家族を連れて移住する場合も比較的安心して生活できるでしょう。

また、多くの日本企業がタイに進出しているので、日本から来た人にとって働きやすいですし、馴染みの生活を実現しやすい場所とも言えます。

物価が安い

生活費についても安心です。インターネットの月額料金は、日本よりもずっと安く、使い方によりますが1,800〜3,500円程度。水道・光熱費も日本の半額以下で済むことがほとんどです。屋台でご飯を買っても、200円を下回ることがほとんどで、電車もタクシーも安価なので、コストを増やすことなく生活水準を挙げられます。

タイの食事はおいしい

タイの食文化は、日本人にとっても親しみやすいものです。お米や麺を食べますし、お箸を使うことも一般的です。屋台文化なのでキッチンがない物件も多いですが、その分屋台の食事がとても美味しいのが魅力的。少し奮発すれば日本食レストランがあり、日本の食材が手に入るスーパーマーケットもあります。奮発すれば、と言ったのは、日本食材が輸入品だからで、日本の食材を手に入れようとすると日本の約2倍の価格になります。いつも日本食ばかりでは食費がかさみますが、タイの食事は日本人の多くに受けいれやすいものでしょう。

移動に困らない

バンコクは非常に交通渋滞が深刻なエリアとして有名なのですが、そのような課題を持っていることもあり公共交通がどんどん整備されています。高架鉄道（BTS）や地下鉄（MRT）などを使えば、効率よく移動することができます。また、タクシー、バス、トゥクトゥク、モーターサイ（バイクタクシー）といった、タイ特有の交通手段もたくさんあります。ただ、モーターサイなどは渋滞時に助かりますが危険な移動手段として知られてもいるので、どの交通手段を使うかは慎重に選ぶ必要があります。